バスケ Wリーグ 富士通がシャンソンに快勝しファイナル進出

東京, 04月09日 /AJMEDIA/

バスケットボール女子Wリーグのプレーオフセミファイナル第3戦が行われ、レギュラーシーズン1位の富士通が93対72で、レギュラーシーズン5位のシャンソンに快勝し、ファイナル進出を決めました。

2勝したチームがファイナルに進むWリーグのセミファイナルは、東京 調布市で8日に第3戦が行われ、第1戦を制した富士通と、第2戦で最大19点差を逆転して対戦成績をタイに戻したシャンソンが対戦しました。

試合は第1クオーター、富士通の司令塔、町田瑠唯選手が積極的なドライブや得意のアシストなどでリズムをつかみ、日本代表の林咲希選手の2本のスリーポイントシュートなどで34対14と、第2戦に続き、この日も大きくリードを奪いました。

対するシャンソンは第2クオーター、佐藤由璃果選手のシュートなどで食い下がりますが、富士通に19点リードされて試合を折り返しました。

第3クオーターも富士通がリードを広げ、27点差で迎えた第4クオーターでは、シャンソンの金田愛奈選手がスリーポイントやドライブなどで連続得点を挙げて追い上げを見せました。

しかし、最後は町田選手のスリーポイントなどで突き放した富士通が、序盤の大量リードを守り、93対72で逃げきりファイナル進出を果たしました。

富士通は、林選手が4本打ったスリーポイントをすべて決めるなど、チーム全体のスリーポイントの成功率が90%と、シュートの正確さでシャンソンを上回りました。

この結果、Wリーグのファイナルは、富士通とデンソーの顔合わせとなり、4月13日から始まるファイナルでは、先に2勝したほうが、今シーズンのチャンピオンになります。

富士通 町田 “思い切りよくプレーできた”
14得点、11アシストのダブルダブルをマークした富士通の町田瑠唯選手は「きのうの負けがすごく悔しかったので、出だしから、みんなの気持ちが出ていた。修正して思い切りよくプレーできたのでよかった」と話しました。

ファイナルへ向けては「デンソーはバランスのいい強いチームなので、全員で戦って、優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを示しました。

また、16得点をマークしたキャプテンの宮澤夕貴選手は「しっかりディフェンスで守ることができ、富士通のバスケットができた。ベンチメンバーも自分の役割を果たしてくれて、ファイナルに向けていい試合になった。しっかり戦って、優勝を目指したい」と話していました。

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