チャレンジ精神に富む日本人選手、快適な現状に安住する韓国人選手―韓国メディア

東京, 2月22日, /AJMEDIA/

中国のスポーツメディア・直播吧は21日、サッカーをめぐり「日本人選手はチャレンジ精神に富む一方、韓国人選手は現在の状況に安住する」との韓国メディアの報道を紹介した。

韓国・スポーツ京郷がこのほど掲載した記事は、最近イタリア・セリエAのナポリに所属するキム・ミンジェら複数の選手から日本をうらやむ声が上がっていると説明。「サッカー専門メディア『Soccerway』によると、海外でプレーしている日本人選手の数は418人に上る一方、韓国人選手は171人。このうち、欧州でプレーしている日本人は243人と全体の58.13%を占めているが、韓国人はわずか82人でその割合は47.95%だ」と対比した。

また、「日本人選手はアルバニア、ガーナ、アルゼンチン、インド、マルタ、アゼルバイジャン、セルビアなど世界62カ国でプレーしているが、韓国人選手は31カ国にとどまっている」とも指摘。サッカーのトップリーグがある欧州で考えても、日本人は28カ国でプレーしている一方、韓国人は19カ国だとしたほか、欧州5大リーグでプレーする選手は韓国人は50人で海外組全体の29%、日本人は94人で海外組全体の22%だと紹介した。

記事は、「韓国人選手は技術的には優れているかもしれないが現状に満足しやすい」と述べる一方、日本人記者の話として「日本の選手は国を問わず積極的に欧州リーグに行く。Jリーグでプレーする選手たちはクラブのためにプレーしながらも、海外移籍のチャンスをうかがっている。移籍金は低く、全くかからない場合もある」と伝えた。

さらに、「アジアの他国でプレーしている日本人選手は147人で(海外組全体の)35.17%だが、韓国人選手は88人で51.46%。韓国人選手は日本人選手よりも中東や東南アジアでプレーすることを好む。アジアのリーグのレベルは欧州と比べると劣るが、特に中東は高い年俸を支払うことができる」とし、「サウジアラビアリーグには日本人選手はいないが韓国人選手はいる。カタールでプレーしているのは日本人選手は1人だけだが韓国人選手は3人いる」とした。

そして、こうしたデータから「韓国人選手の欧州挑戦は非常に限られており、先発出場することが容易で年俸も高い『快適』な環境を選択する傾向が強い」と指摘。キム・ミンジェが最近のインタビューで語ったこととして「欧州の選手たちは韓国の選手よりも走るし、闘志も強い。韓国の選手たちはこうした差を受け止める準備をしなければならない。韓国のクラブは、もし選手へのオファーを受け取ったら真剣に考えてほしい。日本のように絶えず選手を海外に送り出す。これは韓国サッカーが反省し、学ぶべき点だ」とつづった。

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