オーストリア首相が辞意 前任の盟友引退で決断か

東京, 12月03日, /AJMEDIA/

オーストリアのシャレンベルク首相は2日、首相を辞任する意向を表明した。地元メディアなどが報じた。公金の不正支出疑惑を巡り辞任したクルツ前首相が同日、政界引退を表明。クルツ氏の盟友だったシャレンベルク氏は後ろ盾を失う形となり、自身も辞意を固めたとみられる。

シャレンベルク氏はクルツ氏の辞任に伴い、10月に就任したばかりだった。首相になるまで外相を務め、クルツ氏が後任として推した。野党側はクルツ氏の影響力が残ると反発していた。

クルツ氏は政界引退で与党国民党の党首からも退き、近く新党首が決まる見通しとなっている。シャレンベルク氏は声明で、国民党の党首と首相は同じ人物が務めるべきだとの考えを示した。

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