オウンゴール誘った旗手 追加点奪えずドロー―サッカー欧州CL

東京, 9月15日, /AJMEDIA/

 古橋と旗手が先発したセルティックは出足良くプレスをかけた。相手にほぼサッカーをさせないまま、前半10分に先制。前線へロングボールが入ると、旗手が走り込んで縦パスを受け、左足で折り返し。相手のオウンゴールを誘った。
 初戦のレアル・マドリード戦でも奮闘して「改めて1次リーグを突破したいという思いが強くなった。自分たちに何ができるか証明したい」。そう誓っていた24歳は、このゴールに喜びを爆発させた。
 チームは追加点を奪えず、1―1の引き分けに終わった。旗手も古橋も勤勉に動き続けたが、決定的な場面はつくれなかった。後半から出場した前田には何度か絶好機が訪れたが、生かせなかった。
 欧州サッカー連盟の公式サイトによると、ポステコグルー監督は「選手たちは全力を尽くしてくれた。2点目が欲しかったし、チャンスはあった。われわれのサッカーを続けていれば報われるはずだ」と話した。
 日本選手が攻撃の中核を担うセルティックの戦いは、日本サッカーの可能性という視点からも興味深い。欧州最高峰の舞台で、決定力不足という課題を克服する姿を見せたいところだ。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts