イラン、ウラン濃縮84%か 「事実の歪曲」と否定―報道

東京, 2月21日, /AJMEDIA/

米ブルームバーグ通信は19日、国際原子力機関(IAEA)の監視団が先週、イランが製造する高濃縮ウランの濃縮度が84%に到達したことを検知したと報じた。IAEAは「報道は承知している」として、イラン側と協議していると説明した。ウランの濃縮度が90%に達すると核兵器に転用可能とされる。
 一方、イラン原子力庁報道官は19日、イラン国営通信に「報道は事実の歪曲(わいきょく)だ」と主張した。イランは核合意の規定を逸脱し既に濃縮度60%のウラン製造を手掛けているが、報道官は「濃縮過程で60%を超える粒子が存在しても、濃縮度が60%を超えたことにはならない」と反論した。

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