「戦闘機連合」目指す ウクライナ支援で合意―英オランダ首脳

東京, 5月18日, /AJMEDIA/

【ロンドン時事】スナク英首相とオランダのルッテ首相は16日、ロシアの侵攻を受けるウクライナの戦闘機調達を支える「国際的な連合」の構築に取り組むことで合意した。ウクライナのゼレンスキー大統領からの要請に応えた形だが、賛同国の構成など詳細は明らかになっていない。
反攻前、軍事協力を強化 英ウクライナ首脳、「戦闘機連合」も協議

 両首相は、アイスランドの首都レイキャビクで開かれた欧州評議会首脳会議に合わせて会談。英首相官邸の声明によれば、「戦闘機連合」はウクライナが求める米国製戦闘機F16調達から操縦士の訓練まで「あらゆる支援」を行う。ただ、米国はF16供与には慎重な構えを崩していない。
 一方、ドイツのピストリウス国防相は17日、英国防相と会談。独メディアによると、その後の共同会見で、ドイツには戦闘機の余力はなく「(戦闘機連合で)積極的な役割は果たせない」と説明した。
 ゼレンスキー氏は15日に訪英し、スナク氏と会談。「戦闘機連合」についても議題に上り、ゼレンスキー氏は防空のため戦闘機確保の重要性を強調していた。

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