90歳女性、手縛られ死亡 物色の形跡、強殺容疑で捜査―警視庁

東京, 1月20日, /AJMEDIA/

 19日午後5時20分ごろ、東京都狛江市駒井町の住宅で、住人の大塩衣與さん(90)が死亡しているのが見つかった。両手首を結束バンドのようなもので縛られていたほか、室内も荒らされており、警視庁捜査1課は強盗殺人事件とみて、調布署に捜査本部を設置した。
 捜査本部によると、同日午後2時45分ごろ、千葉県警から調布署に「大塩さん宅が強盗に狙われている」という趣旨の情報提供があった。午後5時15分ごろ、帰宅した家族と共に同署員が住宅に入り、地下1階で倒れている大塩さんを発見した。鼻の辺りから出血しており、その場で死亡が確認された。玄関の鍵は開いており、寝室などがある1、2階が物色されていた。
 大塩さん宅は地上2階、地下1階建ての2世帯住宅で、息子夫婦、2人の孫との5人暮らし。事件当時、家族は外出中で、大塩さんは一人で家にいたとみられる。
 事件発覚後、現場には救急車や警察車両が立て続けに到着し、物々しい雰囲気に包まれた。中学生と小学生の娘がいる近所に住む30代男性は「子どもたちは近くで登下校したり遊んだりするので心配」と不安そうに語った。近くに住む男子中学生(13)は「犯人が逃走中で怖い。早く捕まってほしい」と表情を曇らせた。

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