鷹山が196年ぶり復帰へ 京都祇園祭

東京, 6月23日, /AJMEDIA/

 京都の夏の風物詩「祇園祭」の山鉾(やまほこ)巡行に196年ぶりに鷹山(たかやま)が復帰するのを前に、関係者らが京都市東山区の八坂神社ではやしを奉納した。太鼓や笛、鉦(かね)で構成される「コンチキチン」の音が境内に響き渡り、大勢の見学者らでにぎわった。
 鷹山は7月24日の後祭(あとまつり)で市内中心地を巡行する曳山の一つ。江戸時代後期の文政9(1826)年に風水害で損傷して以来、巡行に参加しなくなっていた。
 近年、復興の機運が高まり、はやし方を再結成したほか、保存会を設立。今年は本格復帰に向け、メンバーらが山の試し曳き(びき)やはやしの特訓をしている。
 山鉾巡行は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続き、3年ぶりに開催される。

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