高校野球 センバツ【準々決勝 大会9日目の見どころ】

東京, 03月28日 /AJMEDIA/

センバツ高校野球、大会9日目は準々決勝4試合が行われます。

第1試合
第1試合は石川の星稜高校と、徳島の阿南光高校の対戦です。

星稜は左投げのエース、佐宗翼投手が2回戦で伸びのあるストレートと変化球を効果的に使い9回2失点の好投で勝利に貢献しました。

対する阿南光もエースの吉岡暖投手がここまで2試合を1人で投げ抜き、2回戦では140キロを超えるストレートとキレのある変化球で14個の三振を奪って完封しました。

両チームとも安定感のある投手を打線がどう援護できるかが勝利への鍵になりそうです。

第2試合
第2試合は群馬の高崎健康福祉大高崎高校と、去年の優勝校で大会連覇をねらう山梨学院が対戦します。

健大高崎は、チームの代名詞とも言える機動力が持ち味で、2回戦では積極的な走塁で得点を重ねて勝利を呼び込みました。

投げてはいずれも2年生で背番号1を背負う佐藤龍月投手と石垣元気投手の投手リレーでここまで1点も許していません。

山梨学院は、コンディションの万全ではないエースに代わって、2年生の津島悠翔投手が2試合続けて好投するなどチーム力の高さを見せています。

山梨学院の失点もここまでわずか1点で、両チームともに少ないチャンスをいかに生かせるかがポイントになりそうです。

第3試合
第3試合はともにはじめてのベスト4を目指す千葉の中央学院と、青森山田高校が対戦します。

中央学院は1回戦から2試合続けて二桁のヒットを打つなど打線が活発です。

好調の5番・颯佐心汰選手や6番の森田倫揮選手の前にいかにランナーを置けるかが重要になりそうです。

対する青森山田はここまでの2試合をいずれも1点差の接戦を制して勝ち上がって来ました。

特に2回戦の広陵高校との試合では終盤に2度リードを奪われながらも追いつき、延長10回にサヨナラ勝ちするなど粘り強さがあります。

第4試合
第4試合は大阪桐蔭高校と、兵庫の報徳学園の近畿勢どうし対戦になりました。

大阪桐蔭は2回戦でランニングホームランを含む3本のヒットを打った境亮陽選手や、タイムリーヒットを打った徳丸快晴選手など主軸にあたりが出始めています。

報徳学園はいずれも好投手と対戦したここまでの2試合で打線がふた桁安打と好調で、とくに西村大和選手と齋藤佑征選手の中軸2人に当たりが出ています。

去年秋の近畿大会では大阪桐蔭が4対3で接戦を制していて、この試合でも優勝経験があるチームどうしの好勝負が期待されます。

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