石川 珠洲の高校のウエイトリフティング部選手 全国大会で優勝

東京, 03月26日 /AJMEDIA/

能登半島地震で被災した、石川県珠洲市にある飯田高校のウエイトリフティング部の選手が、金沢市で開かれている高校生の全国大会に出場し、男子の89キロ級では山下由起選手が優勝を果たしました。

珠洲市の飯田高校はウエイトリフティングの強豪校として知られていますが、地震の影響で練習場が使えなくなり、十分に練習ができない期間がありながらも、県外の施設で合宿を行うなどして大会に備えてきました。

飯田高校の選手たちは23日から金沢市で開かれている高校生のウエイトリフティングの全国大会に参加していて、25日午後は男子89キロ級に2年生の山下由起選手が出場しました。

山下選手はバーベルを一気に頭上に挙げる「スナッチ」で127キロを成功させて首位に立つと、続いて行われた、バーベルを肩まで持ち上げたあと頭の上に挙げる「クリーン&ジャーク」で150キロを成功させ、合計277キロで優勝を決めました。

山下選手は「今回は自分だけでなく、家族をはじめ指導者や高校、地域の方が助けてくださったので、その方々に結果で恩返しができてよかったです」と話していました。

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