浦和、遠い得点と勝利 決定機も実らず―Jリーグ

東京, 5月14日, /AJMEDIA/

 ACLを挟み、1カ月ぶりにホームに戻ってきた浦和だったが、5試合連続のドロー。無得点も3戦連続と、これでは勝てない。「勝つ姿を見せたかった。すっきり勝ちたいのが正直な思い」。主将のGK西川はもどかしさを隠せない。
 序盤のFK。馬渡が蹴ったボールはそのままゴールに吸い込まれ、待望の先制点かに思われた。しかし、VARによってオフサイドが確認されて取り消し。浦和を率いるのはスペイン人のロドリゲス監督、広島はドイツ出身のスキッベ監督と、注目の指揮官対決にもなった一戦は、目まぐるしく攻防が入れ替わる展開になった。
 前線から激しく追うドイツ流の広島に押され、後半は浦和のつなぐサッカーが機能しなくなった。割り切って速攻からモーベルグ、ユンカー、松尾が決定的なシュートを放ったものの、広島のGK大迫にことごとく防がれた。
 互いの特長がぶつかり合い、悲観する内容ではなかった。「きょうはチャンスもつくれたし、どれか一つ決めていればという感じだった」と馬渡。この先に控える横浜M、鹿島との対戦はホームで臨める。苦しい現状を打破し、勢いに乗るにはこれ以上ない相手になる。

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