死亡の経緯解明急ぐ 不明女児、捜索継続―山梨県警

東京, 5月16日, /AJMEDIA/

 山梨県道志村で2019年、近くのキャンプ場で行方不明となり、DNA型鑑定の結果などから死亡したと断定された小学生小倉美咲さん=不明当時(7)=をめぐり、県警は15日、約40人態勢で山中の捜索を続けた。今後、死亡の経緯解明を急ぐ。
 美咲さんは19年9月21日、家族らとキャンプ場を訪問。午後3時40分ごろ、先に遊びに行った他の子どもたちを追い掛け、行方不明となった。
 美咲さんの肩甲骨は5月4日、山中の枯れ沢で見つかった。県警は過去にも周辺を捜索していたが、雨が降ると水が流れ込む地形といい、捜査関係者は「上流部分から流されてきた可能性がある」との見方を示す。道志村には19年10月、台風19号が直撃し、大量の雨が降るなどしている。
 キャンプ場からは枯れ沢上流につながる山道があり、県警は美咲さんの足取り特定に向け、子どもの行動に関する専門家や、登山家に意見を聞くことも検討している。

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