村産マンゴーを知事に贈呈 福島県葛尾村

東京, 9月5日, /AJMEDIA/

 福島県葛尾村の篠木弘村長らが県庁を訪れ、村で栽培したマンゴー「アーウィン」「金蜜」の2品種を内堀雅雄知事に贈呈した。村は東北大学と連携し、2018年からマンゴーの試験栽培に取り組んでいる。成果や事業化に向けた展望、商標登録したパッケージを説明した。
 「高冷地で冬は寒い。本当に育つのかと思っていた」と言う篠木村長。環境制御の研究が実り、国内主要産地である沖縄県と同程度の10アール当たり約1.5トンの収穫量を実現した。十分な流通量の確保に至っていないが、「香りが高いのが自慢。まずはふるさと納税の返礼品などで活用するのが目標だ」と話す。
 来年度まで試験を続け、現在8月下旬~9月に収穫している実を、市場価値が高まるお歳暮の時期に収穫できるよう環境制御の手法確立を目指す。

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