巨人 オドーアが開幕前に退団 2軍調整「受け入れられない」

東京, 03月27日 /AJMEDIA/

プロ野球・巨人の新外国人選手、ルーグネット・オドーア選手が2軍で調整するよう命じたチームの指示を受け入れずにシーズン開幕を前に退団することになりました。

オドーア選手はベネズエラ出身の30歳で大リーグ通算178本のホームランを打っている左バッターで巨人は外野手として起用する考えでした。

しかしオープン戦では12試合に出場し、35打席でヒット6本、三振9個で打率1割7分6厘、ホームランと打点はなしと結果を残せませんでした。

球団によりますと阿部慎之助監督がオープン戦が終わった24日、オドーア選手に対して開幕戦のメンバーから外れ、2軍で調整するよう伝えると「受け入れられない」などとして退団の申し出があったということです。

球団は話し合いを続けましたが26日に退団を了承したと発表し、新外国人選手がシーズン開幕を前に退団するという異例の事態となりました。

吉村禎章 編成本部長は「オープン戦でも彼本来の実力を出せていなかったので私も同席して2軍での調整を説明し、きょうも話し合いをしたが気持ちは変わらなかった。契約の段階で1年間、1軍で起用するといった確約もしていない」と話していました。

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