天皇陛下「初めてお祝い、うれしい」 63歳誕生日、令和初の一般参賀―皇居

東京, 2月23日, /AJMEDIA/

 天皇陛下の63歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われた。新型コロナウイルスの影響で、即位後最初の誕生日だった2020年から中止となり、令和に入り初の実施。陛下は参賀者を前に「誕生日に初めて皆さんからお祝いいただくことを、誠にうれしく思います」とあいさつされた。
 陛下は午前中に計3回、皇后さま、長女愛子さま、秋篠宮ご夫妻、次女佳子さまと宮殿・長和殿のベランダに立ち、祝賀を受けた。
 陛下は、この冬も多くの地域が大雪に遭ったとし、「心からのお見舞いをお伝えします」と述べた。「寒さの中にも春に向かっているのを感じます。一人一人にとって、穏やかな春となるよう願っています」と語り掛けた。
 陛下らは笑顔で手を振り、参賀者は小さな国旗を振って応えた。大声の規制はなかったため、時折「天皇陛下、万歳」の歓声も上がった。

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