東京, 03月19日 /AJMEDIA/
大相撲春場所は10日目、ただ1人勝ちっ放しの新入幕 尊富士は、1敗で追う23歳の大の里との、注目の一番に臨みます。
春場所は9日目を終え、勝ちっ放しの新入幕 尊富士が単独トップに立ち、1敗で幕内2場所目の大の里が追っています。
10日目、尊富士と大の里は直接対戦することになりました。
スピードを生かした四つや押しを得意とする尊富士に対し、大の里は恵まれた体格を生かした圧力のある相撲を持ち味としていて、今場所存在感を示す若手どうし、激しい攻防が期待できそうです。
また、2敗の新大関 琴ノ若は、高校の後輩で、今場所横綱を破っている、王鵬と対戦します。
過去2回の対戦をいずれも制している琴ノ若は、四つに組み止められれば優位は揺らぎません。
王鵬は、立ち合いで鋭く当たって得意の押し相撲で優位な体勢を作れるかどうかがポイントになりそうです。
同じく2敗の大関 貴景勝は、関脇 大栄翔と、角番脱出をかけた一番です。
過去の対戦では18勝6敗と貴景勝が大きく勝ち越しています。
貴景勝はここ数日、頭から当たって下から突き上げる得意の形で白星を重ねています。リズムよく押していければ貴景勝が優位です。
大栄翔は、前に足を運び突き放していけるかがポイントになりそうです。
残る2敗の力士のうち、平幕の湘南乃海は、大関経験者の高安と対戦します。