北朝鮮のロケット残骸海底に 韓国軍、引き揚げ難航

東京, 6月2日, /AJMEDIA/

【ソウル時事】韓国軍関係者は1日、失敗に終わった北朝鮮の「軍事偵察衛星」打ち上げを巡り、ロケットの残骸とみられる物体が水深約75メートルの海底に沈んでいると明らかにした。韓国軍は引き揚げ作業を進めているが、難航しているもようだ。
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 韓国軍は5月31日、韓国西部・於青島西方約200キロの黄海上で、「発射体」の一部と推定される円筒形の物体を発見したが、引き揚げ作業中に沈んだという。李鐘燮国防相は1日の国会国防委員会で、「予想よりも重く、(引き揚げに)時間がかかりそうだ」と説明。この残骸はロケットの2段目とみられるとも述べた。
 軍関係者によると、海底に沈む残骸は長さ約15メートル、直径2~3メートルの大きさ。ロケットは全体では30メートル程度と推定されるという。

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