元自衛官ら献花次々 死亡の菊松さん「父のよう」―陸自候補生発砲・岐阜

東京, 6月18日, /AJMEDIA/

陸上自衛隊日野基本射撃場(岐阜市)で3人が死傷した小銃発砲事件から初の週末となった17日、射撃場の門の前には亡くなった菊松安親1等陸曹(52)と八代航佑3等陸曹(25)をしのび、多くの元自衛官や友人らが献花に訪れた。
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 愛知県春日井市の元自衛官の男性(25)は午後3時ごろ、静かに花束を手向けた。菊松さんについて「お世話になった。お父さんのように思っていた」と振り返り、「まだ信じられない」と肩を落とした。
 男性は3月に退職する際、菊松さんが相談に乗ってくれたという。「とても温厚な方で自分のことを親身に考えてくれた。ずっと尊敬している」と話した。
 岐阜県各務原市の予備自衛官で会社員の男性(60)は午後5時半ごろ、「お世話になりました」とのメッセージを添えた花束を置いた。数年前に参加した守山駐屯地(名古屋市)での格闘技訓練で、菊松さんは教官を務めた。「格闘技の達人だった。もう1回会って話したかった」と悔やんだ。

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