与党党首選、11人が名乗り ジョンソン氏後継めぐり混戦―英

東京, 7月12日, /AJMEDIA/

ジョンソン英首相の後継者を目指す与党保守党の党首選は10日、計11人が名乗りを上げる混戦となった。最有力候補の一人、トラス外相(46)が10日、英紙テレグラフへの寄稿で出馬を表明。その後、新たに下院議員も1人加わった。
 トラス氏は「私には国家を率い、成果を出し、困難な決断を下す力がある。この国がどうあるべきかはっきりした構想を持ち、達成できる経験と決意がある」と訴えた。国防相など閣僚経験を持つモーダント通商政策担当閣外相の出馬表明に続く女性候補の参戦となった。
 当初有力視されたスナク前財務相は8日にいち早く選挙運動に着手した。しかし、5日に辞表を突き付けた行動がジョンソン氏に引導を渡したため、ジョンソン派の反発は強い。
 党首選の日程は11日中に確定する予定。正式な立候補の締め切りは12日夜になる可能性もあると報じられた。まず下院議員による投票を繰り返し、全党員による決選投票に臨む2人を選び出す必要がある。下院が21日に夏休み入りする前に2人を絞り込みたいと党幹部は話している。

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