ロシアは中国の「植民地に」 ウクライナ高官が主張

東京, 1月2日, /AJMEDIA/

 ウクライナのダニロフ国家安全保障・国防会議書記は1日の地元テレビで、中国を念頭に、ロシアが「植民地になる可能性がある」と主張した。兵器不足に陥り、思うようにウクライナ侵攻を進められないロシアが「隣国」の支援を受け、やがて支配下に置かれるシナリオに言及した。
 ダニロフ氏は「今年、ロシアのすべてが尽き果て(ウクライナにとって)万事うまくいくと考える人がいても、私は同意しない」と表明。理由として「ロシアを支配する国が現れる可能性があるからだ」と述べた。
 その上で「われわれは現在、特定の隣国がロシアに国益を見いだし、徐々に乗っ取ろうとしているのを観察している」と強調。「隣国とは中国か」との問いには答えなかったが「全世界にとって非常に危険な傾向だ」と訴えた。

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