ボランティアらに「敬意」 英国王、初のクリスマスメッセージ

東京, 12月26日, /AJMEDIA/

チャールズ英国王は25日、即位後初のクリスマスのあいさつをテレビを通じて行い、世界を取り巻く困難な状況を取り上げ、そうした境遇にある人を支援する人々に「敬意を表する」と述べた。メッセージは、9月に死去したエリザベス女王が眠るウィンザー城の「国王ジョージ6世記念礼拝堂」で収録された。
 国王は約5分間のメッセージの冒頭、「クリスマスは愛する人を亡くしたすべての人にとって、特に心が痛む時だ」と母の死を悼んだ。また、世界の人々が紛争や飢餓、自然災害に直面したり、請求書の支払いや家族を養う方法を探したりする苦難や不安に置かれていると指摘。その上で、「困っている人々を支援するために、食料や寄付、そして最も貴重な時間を惜しみなく提供している人々に、特に敬意を表したい」と語った。
 放映されたメッセージ映像には、災害支援やフードバンクなどに携わる救急隊員やボランティアらの様子が挿入された。

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