プーチン氏長女、副学部長に モスクワ大で医学研究―ロシア

東京, 12月11日, /AJMEDIA/

 ロシアのプーチン大統領の長女マリア・ボロンツォワさん(37)が、名門モスクワ大基礎医学部の副学部長に就任したとみられることが分かった。反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の「反汚職基金」幹部が9日、学部の資料をツイッターで公開した。
 マリアさんは学究肌。モスクワ大基礎医学部や保健省付属機関で研究に従事し、私生活ではオランダ人と国際結婚をして子供がいるとされる。プーチン政権がウクライナ侵攻に踏み切った後、日米欧は追加制裁でマリアさんと次女カテリーナ・チホノワさん(36)の資産を凍結した。
 反汚職基金幹部は「ロシアで若い研究者に将来性がないと言われるが、私が学部長だったらマリアさんの将来性を見て震え上がるだろう」と述べた。独立系メディア記者は5月、学部卒業生らとマリアさんのチャットのやりとりを入手し、父親と同じ政治観を持っていると明らかにしている。

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