ヒノキ湯で「いい風呂の日」満喫 福岡市

東京, 11月29日, /AJMEDIA/

 福岡市の西公園浴場で26日、11(いい)26(ふろ)に掛けた「いい風呂の日」のイベントが開かれた。国産ヒノキの輪切りを浴槽に浮かべて香りを楽しみながら、コミュニケーションの場としての銭湯の良さをアピールするのが目的。今年で6回目。
 ヒノキは国内の間伐材を再利用したもので、市浴場組合に加盟する11カ所の施設がこの日に合わせて購入。男女の浴槽にコースター状の輪切りを50枚ずつ浮かべた。ヒノキ湯には、保湿や血行促進、疲労回復などの効果があるという。
 家族で市内からやってきた田部由都ちゃん(3)は「気持ちいい」と満足そうに笑顔を見せた。西公園浴場で3代目おかみを務める末益るみさん(63)は「施設の老朽化や高齢化を理由に、町の銭湯がどんどん減っている」とした上で「手足を伸ばしてゆったり入れることが大きな魅力」とPRした。

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