トランプ氏、拳掲げて裁判所へ 移動中もSNS更新

東京, 4月5日, /AJMEDIA/

【ニューヨーク時事】トランプ前大統領は4日午後1時(日本時間5日午前2時)すぎ、一夜を過ごしたトランプタワーから姿を現した。トレードマークの紺色のスーツと赤いネクタイ姿は、ニューヨーク入りした前日と同じ。出頭への決意を示すように、唇を固く閉じたまま、右手の拳を掲げて車に乗り込んだ。
トランプ氏は3日、南部フロリダ州からプライベートジェット機でニューヨーク入り。米メディアによると、4日朝にかけて顧問団や弁護団らと電話で協議した。これまで経験したことのない刑事被告人という立場で、どのように振る舞うべきか、作戦を練ったとみられる。
 各メディアが「歴史的瞬間」と報じる中、市警のパトカーに先導された車列が午後1時20分すぎ、マンハッタン南部の刑事裁判所に到着。トランプ氏は車を降りると、報道陣らに向かって短く手を振り、ゆっくりとした歩みで検事や裁判官らが使う専用ドアから建物に入った。
 移動中も欠かさなかったのがインターネット交流サイト(SNS)更新。「今、裁判所に向かっている」「とても非現実的だ―彼らは私を逮捕する。米国でこんなことが起きるなど信じられない」と書き込んだ。

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