トランプ氏、フロリダ出発 NY裁判所で罪状認否―米

東京, 4月4日, /AJMEDIA/

【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州の大陪審に起訴されたトランプ前大統領は3日、同州の裁判所に出廷するため、地元フロリダ州の邸宅を出発した。米大統領経験者で初の刑事被告人として、4日午後(日本時間5日午前)にも罪状認否に臨む見通しだ。
トランプ氏は2日、自らのインターネット交流サイトに「3日正午(同4日午前1時)に(邸宅)マールアラーゴをたち、ニューヨークのトランプタワーに向かう」と投稿していた。
 4日午前中に裁判所に出向くといい、罪状認否の前に指紋採取などの手続きに応じるとみられる。一貫して違法行為を否定しているトランプ氏は「選挙妨害だ」とも書き込んだ。トランプ氏は4日夜(同5日朝)にはフロリダに戻り、演説する予定。
 トランプ氏は今回、2016年のポルノ女優への不倫口止め料支払いに関して立件されたとみられている。起訴状は依然公開されておらず、罪状認否の際に裁判官がトランプ氏に対して起訴内容を告げ、明らかになる見込み。数十の訴因があり、重罪も含まれると報じられている。
 トランプ氏の代理人は2日、CNNテレビのインタビューで、起訴内容を把握次第「あらゆる争点を検討し、異議を申し立てる」と述べ、断固として争う姿勢を示した。
 NBCニュースによると、トランプ氏は2日、フロリダ州にある自身の名前を冠したゴルフ場を訪れた。マールアラーゴ周辺には複数の支持者が集まった。
 4日にはトランプ氏を支持する共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員らが、トランプ氏の出廷に合わせ、ニューヨークの裁判所前で抗議デモを計画している。

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