クリムトの絵に黒い液体 環境活動家の名画襲撃続く―オーストリア

東京, 11月16日, /AJMEDIA/

オーストリアの首都ウィーンの美術館で15日、環境活動家の男2人が、画家クリムトの代表作「死と生」に黒い油状の液体を掛ける騒ぎがあった。うち1人は自身の体を絵の額縁に接着したが、美術館によると絵と額縁に損傷はなかった。欧州では気候変動の緊急性を訴える環境活動家らが、名画を襲撃する騒動が続いている。
 オーストリアの環境保護団体がツイッターで責任を認めた。騒ぎを起こした1人は「化石(燃料による)破壊を止めよ。われわれは気候(変動による)地獄へと突き進んでいる」などと叫んでいたという。男2人は館員に取り押さえられた。

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