ギャンブル好き、ヤミ金で借金も 別事件関与、周囲に吹聴―逮捕の永田容疑者

東京, 2月23日, /AJMEDIA/

 東京都狛江市の強盗殺人事件で逮捕された永田陸人容疑者(21)。ヤミ金融を利用し、ギャンブルにのめり込んだとされる。知人は「想像がつかないような行動を平気でしていた」と語る。
 近所の知人男性によると、永田容疑者は1週間で返済額が1.5倍となる高金利のヤミ金を利用する一方、「競艇で20万~30万円負けた」と周囲に語るほどのギャンブル好きだった。
 ビールを飲みながら車を運転した際、注意されても「大丈夫」と気にする様子はなかった。知人は「今風の若者だが暴力的なところがあった。すべてに自信過剰で強気だった」と話した。
 「血だらけにしてやった」。昨年12月に中野区で発生した強盗傷害事件では、事件への関与を周囲に明かしていた。「上手に逃げる」と話したが、今年1月に都内で逮捕され、その後、起訴された。
 元勤務先などによると、永田容疑者は京都府出身。16歳から石川県の複数の建設会社で道路工事などの仕事に携わり、クレーン車を扱うこともあった。元同僚は「酒を飲むとけんかっ早い部分もあったが、基本的に人懐っこかった。無断欠勤もなく、仕事には真面目だった」と振り返った。
 金沢市内の飲食店従業員は、礼儀正しい印象を受けたとし、酒を提供した際の様子について「『あざす(ありがとうございます)』と言っていた」と話した。

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