エンジン不正、主力の小型トラックも 国内車種の大半に拡大―日野自動車

東京, 8月22日, /AJMEDIA/

 日野自動車によるエンジンの排出ガスや燃費のデータ改ざんをめぐり、同社は22日、新たな不正が判明したと発表した。主力の小型トラック「日野デュトロ」の出荷を停止する。これまでに発覚した大型トラックなどに続き、国内で販売する大半の車種に不正が広がった。
 小木曽聡社長が同日午後オンラインで記者会見し、「追加の不正が判明したことは大変重大かつ深刻で弁解の余地がない。改めて深くおわび申し上げる」と陳謝した。
 同社は今月2日、第三者による特別調査委員会の報告を踏まえ、不正行為が少なくとも2003年から行われたと発表。国土交通省の調査に対しても、不適切な事案はないと虚偽の報告をしていた。

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