イエメン全土で2カ月停戦 国連仲介でサウジとフーシ派

東京, 4月2日, /AJMEDIA/

国連は1日、内戦下のイエメンで紛争当事者が2カ月間の全土停戦で合意したと発表した。2日夜(日本時間3日未明)に発効し、当事者間で合意すれば延長も可能。「世界最悪の人道危機」とされるイエメン情勢の改善に期待が高まるが、これまでも停戦合意や発効を繰り返しながら頓挫しており、恒久的な解決に向かうかは予断を許さない。
 イエメンでは、ハディ暫定政権を支援して軍事介入しているサウジアラビア主導の連合軍と、親イランの武装組織フーシ派が交戦を続ける。国連の声明では、イエメン国内と国境を越えた作戦を対象に陸海空全てで軍事行動を停止。フーシ派が支配する首都サヌアや西部ホデイダで商用便一部再開や燃料船の寄港も認める。

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