「金田一耕助」が3年ぶりに大集合 岡山県倉敷市

東京, 11月29日, /AJMEDIA/

 日本を代表するミステリー作家、横溝正史が描く作品の登場人物にふんして名探偵「金田一耕助」シリーズゆかりの地、岡山県倉敷市真備町を練り歩くイベントが開催された。コロナ禍で過去2年は中止しており、3年ぶり12回目の開催。全国から横溝ファン約100人が集まった。
 同町は金田一が初登場した「本陣殺人事件」の舞台で、同市などが企画した。金田一に成りきったのは約40人。着物にはかま、帽子を身にまとい、約5キロメートルの道のりを3時間半ほどかけ、作品の舞台を堪能した。
 都内から参加した60代男性は「参加者同士で交流できることが楽しい。やっと復活してうれしい」と声を弾ませた。イベントでは、地域住民が作品中の場面の寸劇も披露。金田一役を演じた同市の伊東香織市長は「地域の皆さんとともに、これからも横溝正史先生の『金田一耕助』を一生懸命発信したい」と語った。

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