「憲章違反」と住民投票非難 ウクライナ情勢で安保理閣僚会合―国連総長

東京, 9月23日, /AJMEDIA/

国連安全保障理事会は22日午前(日本時間同日夜)、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり閣僚級会合を開いた。冒頭で演説したグテレス事務総長は、ウクライナの親ロシア派がロシアへの編入に向けた「住民投票」を行うと発表したことに深い憂慮を表明。「武力による威嚇や行使で(領土を)併合することは国連憲章に反する」と非難した。
 グテレス氏は、ロシアとウクライナの間で250人以上の捕虜交換が実施されたことを歓迎した一方、「ウクライナでのロシアの戦争は終わる兆しが見えない」と危機感を表明した。会合は、世界中から首脳らが集まる国連総会一般討論演説の期間に合わせ、議長国フランスが開催を要請し、ブリンケン米国務長官らが出席した。

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