東京, 1月27日, /AJMEDIA/
米財務省は26日、ロシアのウクライナ侵攻に加担するロシアの民間軍事会社「ワグネル」を「国際犯罪組織」に指定し、追加制裁を科すと発表した。また、侵攻に関与したとして、ロシアや中国などの複数の個人と企業を制裁対象に加えると明らかにした。
制裁指定に伴い、米国内の資産が凍結され、米国人との取引などが禁止される。イエレン財務長官は声明で、ロシア政府がワグネルを通じて、軍事支援を模索していると指摘。ワグネルへの追加制裁で、ロシアのプーチン大統領の戦争遂行能力に「打撃を与える」と強調した。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は20日、北朝鮮がワグネルを通じてロシアに武器・弾薬を供与した証拠写真を公開し、ワグネルに対して追加制裁を科す方針を示していた。