ジョージア与党、「外国スパイ法案」撤回 親欧米派はデモ継続

東京, 3月10日, /AJMEDIA/

旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)の首都トビリシで連日続くデモを巡り、与党「ジョージアの夢」などは9日、抗議の発端となった「外国エージェント(スパイ)」法案を撤回すると発表した。だが、親欧米派を中心としたデモ隊はかねて与党への不信感を募らせており、9日夜も議会前に集まるよう呼び掛けた。
 法案は外国から資金を受けた法人を公表する内容で、強権的なロシアのプーチン政権をまねたとされる。言論の自由を損ない、欧州連合(EU)加盟への道も閉ざすとして、親欧米派が猛反発していた。7日にズラビシビリ大統領が法案への拒否権行使を約束した後も、一度付いたデモの火は収まっていない。

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