9割が業績悪化を予想 上海日系企業、投資削減・延期も

東京, 6月3日, /AJMEDIA/

中国・上海に進出した日本企業の9割近くが今年の業績について、前年に比べ悪化すると予想していることが、上海日本商工クラブが実施した調査で明らかになった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月末まで2カ月以上にわたって続いたロックダウン(都市封鎖)の経済への深刻な影響が裏付けられた形だ。
 調査は5月27~31日に行われ、129社から有効回答を得た。全体の88%が今年の収益見通しを「マイナス」と回答。このうち3割は「(前年比)21%以上のマイナス」と予想した。
 対中投資は「減らす」「延期する」が14%に達し、「増やす」は1%にとどまった。「まだ分からない」は39%、「変更なし」は45%だった。

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