自動運転技術のCruise、アリゾナ州で有人走行を再開へ–事故から約半年

東京, 04月11日 /AJMEDIA/

General Motors傘下で自動運転技術を手掛けるCuiseは米国時間4月9日、道路のマッピングと道路情報の収集を目的とした走行を、アリゾナ州フェニックスを皮切りに一部の都市で再開すると発表した。自動運転システムは使わず、人が運転するという。無人の運転をいつ再開するかについては明言していない。
2023年10月、サンフランシスコで道路を横断中の歩行者が有人の車両にはねられ、Cruiseの自動運転車の進路に投げ出された。Cruiseの車両は被害者をはね、6mほど引きずって停車した。カリフォルニア州当局は、 Cruiseが最初の調査で誠実な行動をとらなかったと判断し、同州における免許を停止した。Cruise はソフトウェアの自主回収を発表し、残りの業務を停止、共同創業者Kyle Vogt氏の辞任を受け入れたほか、他の9人の幹部を解雇し、新たな最高安全責任者を任命した。

 事故前、Cruiseはサンフランシスコ、ヒューストン、フェニックス、オースティン、ダラス、マイアミで自動運転車を走行させていたが、2022年12月以降、度重なる急ブレーキや、車両が路上で動かなくなる問題について調査を受けていた。

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