東京, 04月12日 /AJMEDIA/
東京都知事を務める小池百合子氏は4月9日、「空飛ぶクルマ」が都内を初飛行すると明かした。東京の臨海部で4月27日から5月26日まで開催される「SusHi Tech Tokyo 2024」で、有明アリーナ、日本科学未来館、海の森エリアを飛行するという。飛行日時は現時点では未定。
SusHi Tech Tokyo 2024は、東京都が主催するテクノロジーイベントだ。2050年の東京をテーマに、「有明アリーナ」「日本科学未来館」「シンボルプロムナード公園」「海の森エリア」で開催される。
会場では、最新の3輪モビリティ「Raptor（ラプター）」や、身体に装着するロボットスーツ「R-FIGHT」など、多数の最新製品やコンセプトを見学できる。また、「宇宙エレベーター体験」「みらいの仕事体験」「3D未来カメラ」など、数多くの展示や体験コンテンツを用意している。
会場では日本のベンチャーSkyDriveの「空飛ぶクルマ」を展示する。コックピット席に座る体験もできる。なお、デモ飛行とは異なり、展示ブースの空飛ぶクルマは実際には飛行しない。
シンボルプロムナード公園には20台以上のキッチンカーが集結し、フードテックを駆使した「サステナブルなグルメ」から、江戸から続く「伝統の味」を再現した食事を楽しめるという。
海の森へ「水素エンジン搭載船」運行
5月12日〜21日は会場内を結ぶ無料の水素バスを運行するほか、5月15、16、18、19日には海の森エリアへのアクセス手段として、水素エンジン搭載船を運行する。来場者向け「SusHi Tech Tokyo 2024」アプリでは、会場マップや展示の確認、水素エンジン搭載船の搭乗予約が可能だ。
小池知事は記者会見で「SusHi Tech Tokyo 2024では次世代モビリティや宇宙旅行体験、ロボット、AIの技術など、さまざまな未来のテクノロジーを楽しめる。また、東京の空をはじめて空飛ぶクルマが飛行する。植物由来などサステナブルで美味しいフードもある。子供から高齢者まで楽しめるさまざまなアクティビティを用意している」と語った。
