東京, 04月16日 /AJMEDIA/
Adobeは米国時間4月15日、動画編集ソフトウェア「Adobe Premiere Pro」に2024年内に追加する新たな生成AI機能を発表した。
これには、動画に物体を追加または削除できる「Object Addition & Removal」、動画を長くするためにフレームを追加できる「Generative Extend」、テキストや参照画像から動画を生成してストーリーボードやBロールの作成に役立てられる「Text to Video」がある。
Adobeはまた、生成AIによる新たなオーディオ編集機能の一般提供を5月に開始すると発表した。新機能には、オーディオトランジションを素早く作成できるようにするインタラクティブなフェードハンドル、AIによって音声クリップに会話、音楽、効果音、環境音などのタグを自動的に付ける機能、クリップにエフェクトが追加されたことを示すエフェクトバッジ、波形のサイズをインテリジェントに変更する機能が含まれる。
同社は、OpenAIやRunway、Pika Labsによるサードパーティーの生成AIモデルをPremiere Proで利用できるようにすることも予告した。これにより、ユーザーが動画編集ワークフローで生成AIを使用する際の選択肢が増えることになる。
Premiere Proで生成AIを使って作成されたすべてのコンテンツには、作成に使われたAIモデルなどの情報を確認できるようにするコンテンツ認証情報が付加される。
