東京, 03月22日 /AJMEDIA/
政府は、9回目となるTICAD＝アフリカ開発会議について、来年の8月下旬に横浜市で開催することを決めました。
アフリカの開発や支援がテーマのTICADは、3年に1度、日本政府が主導して開く国際会議で、9回目となる次回の会議は来年、日本で開かれることになっています。
これについて政府は22日の閣議で、来年の8月20日から22日までの3日間の日程で、横浜市で開催することを了解しました。
横浜市で開かれるのは4回目で、おととし、北アフリカのチュニジアで開かれたTICADで、アフリカを「共に成長するパートナー」と位置づけ、官民挙げての投資や人材育成を打ち出したことを踏まえ、各国のニーズを踏まえた支援のあり方が検討される見通しです。
林官房長官は閣議のあとの記者会見で「日本とアフリカの一層の協力・強化を図る好機であり、法の支配や人間の尊厳など、共通の基盤などを確認しながら、国際社会が直面するさまざまな課題への解決策を議論していく機会にしたい」と述べました。
