台湾 次の副総統 蕭美琴氏 ヨーロッパを歴訪 “台湾支持を”

東京, 03月25日 /AJMEDIA/

台湾の次の副総統、蕭美琴氏が先週、ヨーロッパを歴訪して各国の議会関係者との会談や演説などを行い、EU=ヨーロッパ連合に対し、実際の行動で台湾を支持するよう求めました。

台湾外交部などによりますと、次の副総統の蕭美琴氏は、今月17日から23日まで、チェコやベルギー、ポーランド、それにリトアニアを訪問しました。

このうちベルギーでは、EUの議会、ヨーロッパ議会を訪れ、カラス第1副議長と会談しました。

蕭氏の訪問について台湾外交部は、ヨーロッパ議会の超党派の議員の招待を受けたもので、副総統就任予定者としては初めてだとしたうえで「台湾とEUが理念と価値を共有するパートナーであることをはっきり示している」と意義を強調しています。

蕭氏はほかの訪問先でも、各国の議会の議長や副議長らとの会談や、シンクタンクなどでの演説を行ったということです。

今回の歴訪で蕭氏は、頼清徳氏を総統、自身を副総統として5月に発足する台湾の新政権が中国を抑止するための防衛力の強化に全力を挙げ、台湾海峡の現状を守り抜く方針であると説明するとともに、EUに対し、経済パートナー協定の締結など実際の行動で台湾を支持し、地域の平和や安定、繁栄を保障するよう求めたとしています。

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