ロシア外相 8日から中国を公式訪問 外相会談へ

東京, 04月08日 /AJMEDIA/

ロシア外務省はラブロフ外相が8日から9日の日程で中国を公式訪問して王毅外相と会談すると発表し、ともに対立するアメリカをにらみ協力関係をさらに強化したい考えです。

ロシアと中国の外務省は7日、ラブロフ外相が今月8日から9日の日程で中国を公式訪問し、王毅外相とも会談すると発表しました。

ロシア外務省の発表では「ウクライナ危機やアジア太平洋地域の情勢など多くの『注目の話題』や地域の議題について深い意見交換を行う」としていてロシアが侵攻を続けるウクライナ情勢などを巡り意見を交わすものとみられます。

また会談ではロシアや中国が加盟するBRICSやG20=主要20か国などの枠組みでの協力に重点をおいて両国関係などを幅広く協議するとしています。

ロシアは中国と経済面などで協力を深めていて、ともに対立するアメリカをにらみ中国との関係をさらに強化したい考えです。

一方、先月行われたロシア大統領選挙で圧勝したプーチン大統領は来月から通算で5期目を迎えますが、プーチン大統領は近く、中国を訪問して習近平国家主席と会談する考えも示唆しています。

今回のラブロフ外相の訪問で、今後の首脳会談についても意見が交わされる可能性があります。

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