カタールでハマス休戦案協議へ イスラエル、代表団派遣で進展模索

東京, 03月17日 /AJMEDIA/

イスラエルとイスラム組織ハマスのパレスチナ自治区ガザでの戦闘休止に関し、ロイター通信は16日、イスラエルの代表団がカタールを訪れ、17日にも高官協議が行われると伝えた。戦闘休止交渉は今月初めにカタールなど仲介国とハマスを交えてエジプトで続いたが、イスラエルは代表団を派遣せず、進展もなく中断された。今回の協議では、ハマスが提示した新たな休戦案についても話し合うとみられる。

 イスラエルのメディアによると、ネタニヤフ首相を含む戦時内閣は17日に代表団派遣に関する会合を開催。代表団に付与する具体的な交渉権限などを決めるもようだ。

 報道によれば、代表団にはイスラエル対外情報機関モサドのバルネア長官が加わり、カタールのムハンマド首相兼外相と会談。両氏は、仲介を担うエジプトや米国と共に欧州など各地で議論を重ね、ガザで拘束下にある人質の解放を巡る段取りや約6週間の戦闘休止などの案をまとめてきた。イスラエル紙ハーレツ(電子版)によると、会談は18日以降にずれ込む可能性もある。

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