“イスラエル軍が支援待つ人々を攻撃 19人死亡”ガザ地元当局

東京, 03月25日 /AJMEDIA/

ガザ地区の地元当局は、イスラエル軍が支援を待つ人々を攻撃し19人が死亡したとして非難しています。一方、イスラエルのガラント国防相は今後の対応などについて協議するため24日、アメリカに向かう予定で、多くの避難者が身を寄せるガザ地区南部での地上作戦を回避できるかが焦点です。

イスラエル軍は、ガザ地区各地で軍事作戦を続けています。

ガザ地区の地元当局は23日、ガザ市でイスラエル軍が小麦粉など支援物資の配給を待っていた人々を攻撃し、19人が殺害されたとして、強く非難しています。

これに対してイスラエル軍は「支援物資を積んだ車列は数百人の住民に止められ、物資は略奪された。初期段階の調査では、軍が人々に発砲した事実は確認されていない」として関与を否定したうえで、事実関係の調査を続けるとしています。

こうした中、イスラエルのガラント国防相はオースティン国防長官らと会談を行うため24日、アメリカに向かいます。

会談では、イスラエルが計画しているガザ地区南部ラファへの地上作戦についても協議が行われる見通しです。

アメリカ政府は、150万人近くが身を寄せるラファで作戦が行われれば、より多くの民間人が犠牲になるおそれがあるとして、作戦の代替案を提示し、イスラエル側からも意見を聞く方針で、南部での地上作戦を回避できるかが焦点です。

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