【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(3月19日の動き)

東京, 03月19日 /AJMEDIA/

ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。

ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ避難しています。戦闘の状況や関係各国の外交など、ウクライナ情勢をめぐる19日(日本時間)の動きを随時更新でお伝えします。

(日本とウクライナとは7時間、ロシアのモスクワとは6時間の時差があります)

ゼレンスキー大統領 軍事侵攻への対抗姿勢を強調
ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、SNSにメッセージを投稿し、「ウクライナの防衛産業はことし、史上最高の生産高を達成しなければならないし、達成するだろう。この目標に向けてウクライナを支援する世界中のすべての指導者、国家、そして企業に感謝する。すべての自由主義国家が自由と安全を享受し続けられるよう、われわれは可能なかぎり長期的かつ効果的な行動をとらなければならない」として、ロシアの軍事侵攻に対抗していく姿勢を強調しました。

プーチン大統領 “クリミア支配し続ける” 一方的併合から10年
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ南部クリミアを一方的に併合してから10年となる3月18日、モスクワ中心部の赤の広場で行った演説で、「クリミアは戦略的に重要な領土だけでなく、われわれの歴史であり誇りだ。クリミアの人々は決してロシアから離れることはない」と述べ、ウクライナが奪還を目指すクリミアについてロシアが支配し続けると改めて強調しました。

プーチン大統領 ウクライナ東・南部4州での併合宣言を正当化
プーチン大統領は18日、モスクワ中心部の赤の広場で行った演説で、「ノボロシアやドンバスについても人々は戻りたいと宣言した。はるかに困難だったが、われわれはやり遂げた」と述べ、ウクライナ東部と南部の4州で併合を宣言したことを正当化した上で、ノボロシアと呼ばれるこの地域で軍事侵攻を続けていく考えを強調しました。

そして、ロシア南部ロストフ州から、すでに掌握したウクライナ東部や南部をつなぐ鉄道を復旧させ、まもなくクリミアまで路線がつながる予定だと明らかにし、支配の既成事実化を急ぐねらいとみられます。

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