Nintendo Switch用メガドライブコントローラーは地域によってボタン数が異なる 北米では3ボタン仕様に

東京, 9月25日, /AJMEDIA/

Nintendo Switch用のメガドライブのワイヤレスコントローラーの6ボタンバージョンは日本限定発売で、欧米では3ボタンバージョンのみとなるようだ。

昨日の「Nintendo Direct」で、NINTENDO 64とメガドライブのゲームが数多く「Nintendo Switch Online」の新料金プラン「Nintendo Switch Online + 追加パック」に登場することが発表された。この新プランに加えて、新しい(古いといったほうがいいかもしれないが)NINTENDO 64とメガドライブそれぞれの専用ワイヤレスコントローラーの発売も発表された。「Nintendo Switch Online」の加入者であれば購入可能だ。

しかしながら、購入する国によって異なるバージョンのコントローラーとなる可能性があるようで、欧米の「Nintendo Direct」ではボタンが3つのメガドライブ用コントローラーが紹介されていたが、日本で紹介された画像に掲載されているものには6つのボタンがついているのがはっきりと見える。

国によってコンントローラーの種類が実際に異なるのであれば、任天堂にしてはおかしな選択だといえる。欧米で紹介された「GENESIS(北米でのメガドライブの商品名)」用には3ボタンのコントローラーで、その後、日本とそのほかの国々で紹介されたバージョンは6ボタンとなっているのだ。IGNで任天堂に問い合わせたところ、北米(アメリカとカナダ)で広く用いられ、よく知られている3ボタンのモデルが選ばれたのだという。

北米とヨーロッパのプレイヤーがコントローラーのボタンに関して納得のできない扱いを受けたのは、これが初めてではない。2019年、「メガドライブ ミニ」が発売された際にも似たようなことがあった。手のひらにおさまるメガドライブには6ボタンコントローラーが2つ付属していたが、欧米では3ボタンになっていた。その結果、欧米のプレイヤーの多くがサードパーティ製のコントローラーを買い求めることとなった。

今年発売される「セガ メガドライブ ファイティングパッド 6B」の価格は、北米では49.99ドル(約5500円)、日本国内では5478円(税込)となっている。欧米では3ボタンバージョンのみだとすれば、多くのプレイヤーは再び、8bitdoの「ワイヤレスM30レトロコントローラー」などのようなサードパーティ製の商品を購入しようとすることになるだろう。

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