東京, 6月12日, /AJMEDIA/
【ストックホルムAFP時事】高村光太郎やミケランジェロ、ロダンといった世界の有名な彫刻家の技術を人工知能(AI)に学ばせ、融合させた作品はどうなるか。ストックホルムにあるスウェーデン国立科学技術博物館で展示されている。
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スウェーデンの金属会社「サンドビック」が三つのAIソフトを使ってつくり上げた。ステンレス製で高さ150センチ、重さ500キロ。
(1)イタリアのミケランジェロ(1475~1564年)(2)フランスのオーギュスト・ロダン(1840~1917年)(3)ドイツのケーテ・コルヴィッツ(1867~1945年)(4)日本の高村光太郎(1883~1956年)(5)米国のオーガスタ・サヴェージ(1892~1962年)―と時代や国が違う5人の彫刻家を学ばせた。
芸術作品か先端技術製品か問われた展示責任者は「見る人によっては芸術だが、そうではない人もいる」と答えた。ただ「創造性、意見、芸術やデザインを使ってAIが行うことを恐れる必要はないと思う」と訴えた。