追加軍事支援を協議 米ウクライナ首脳が電話会談

東京, 3月31日, /AJMEDIA/

バイデン米大統領は30日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談した。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ウクライナへの追加軍事支援や対ロ制裁について協議したほか、5億ドル(約610億円)の財政支援を実施する意向を伝えた。ホワイトハウスが発表した。
 会談は1時間近く行われた。発表によると、両首脳はウクライナの要求に応じて米側が行った軍事支援の効果をめぐり意見を交わしたほか、「ウクライナ防衛を支援する追加的な能力」に関しても話し合ったという。
 一方、ゼレンスキー氏は会談後にツイッターで「戦況と(停戦)交渉の進展状況を米大統領と共有した」と明らかにした。また、「具体的な防衛支援や制裁強化の新たなパッケージ、財政や人道支援について協議した」と述べた。
 米国は、スロバキアが保有する高性能地対空ミサイルシステム「S300」をウクライナに供与する方向で調整を進めている。S300は旧ソ連で開発され、ウクライナ軍も操作に習熟しているとされる。

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