東京, 6月6日, /AJMEDIA/
韓国軍合同参謀本部によると、米韓両軍は６日、北朝鮮が５日に短距離弾道ミサイル８発を発射したのに対抗し、地対地ミサイル「ＡＴＡＣＭＳ」８発を発射した。米韓は、北朝鮮の挑発に対し、軍事力による圧力を強める姿勢を鮮明にした。
韓国の聯合ニュースによると、韓国軍が７発、米軍が１発発射したもようだ。韓国軍合同参謀本部は「地対地ミサイル発射により、挑発地点と指揮、支援勢力に対し即時に精密攻撃できる能力と態勢を整えていることを示した」と説明した。
米韓は５月２１日の首脳会談で、核の傘を含む拡大抑止の強化や合同軍事演習の規模拡大で合意。５月２５日に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）などを発射した際も、米韓両軍はミサイル２発を発射し、韓国空軍が戦闘機３０機以上を滑走路に待機させる「エレファント・ウォーク訓練」を実施した。
