米財務長官、中国副首相と会談 衝突回避へ初対面

東京, 1月19日, /AJMEDIA/

イエレン米財務長官と中国の劉鶴副首相は18日、スイスのチューリヒで初めて対面会談した。米中は昨年11月の首脳会談で「意思疎通の維持」を確認。イエレン、劉両氏はハイテクや貿易分野を巡る対立が続く中でも、衝突回避に向けた対話の強化が重要との認識で一致した。
 中国での新型コロナウイルス感染拡大などを踏まえ、イエレン氏は会談で「世界経済の先行きが見通せない中、マクロ経済や金融情勢について緊密に意見交換することが急務だ」と強調。懸案を「率直」に協議する一方、対話を深めることで「経済・金融関係の不必要な悪化」を避けるべきだと訴えた。
 米メディアによると、劉氏も気候変動対策を含む経済全般について「真摯(しんし)な対話」を重ねることや、「互いの相違を適切に管理して共通点を見いだす」ことが必要だと指摘した。

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