環境に応じてタッチ感度を自動調整する機能、「Android」ベータ版のコードで言及

東京, 02月10 /AJMEDIA/

指が濡れていたり、手袋をしていたりしてスマートフォンを使うのに苦労したことがあるだろうか。Googleはその問題を軽減する新たな方法を「Pixel」向けに準備している可能性がある。
 Android Policeは、「Android」の最新のベータ版であるAndroid 14 QPR3 Beta 1を調査し、興味深いコードを発見した。
そのコードは「アダプティブタッチ」に言及し、「タッチの感度はあなたの環境、アクティビティー、画面保護シートに合わせて自動的に調整される」と書かれている。

 現在、「Pixel 8」シリーズには、画面保護シートを貼っている場合に感度を上げる「画面保護シートモード」を自動的に有効にする機能が搭載されている。アダプティブタッチはその機能を含み、さらに他の方法で状況に適応するようだ。

 ディスプレイがどのような環境や活動に適応するかは明らかではないが、通常どのような活動がタッチ操作を妨げるかを考えると、雨や濡れた指、手袋、寒さなどが含まれる可能性がある。この新機能はタッチスクリーンをモニタリングし、さまざまな変化に適応するものとみられる。

 Googleはこの新機能について公式には何も明らかにしていないため、どのデバイスにアダプティブタッチが搭載されるかは不明だ。しかし、Pixel 8と「Pixel 8 Pro」が画面保護シートモードを自動的に有効化する機能を搭載していることを考えると、新機能はまず両モデルに提供される可能性が高い。提供時期も発表されていないが、Androidベータ版のコードで新機能が見つかると、一般にリリースされるまでにそれほど時間はかからないことが多い。

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