独エネ大手、公的支援申請 ガス高騰で損失1.4兆円も

東京, 7月9日, /AJMEDIA/

天然ガス価格の高騰を受けて経営危機に陥ったドイツのエネルギー大手ユニパーは8日、政府に公的支援を申請した。ロシアからの天然ガス供給が減ったことによる影響は、ドイツのエネルギー業界を揺るがす事態に発展した。
 ユニパーのマウバッハ社長は記者会見で、年末までに損失が100億ユーロ(約1兆3800億円)に膨らむ恐れがあると説明。資本注入を含め、支援の詳細を政府と協議していると語った。経営破綻すれば、ドイツ国内でガス供給が滞り、市民生活が大きな影響を受けるのは必至だ。

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